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たくさんのエンジンオイルを使って見えてきた事

      2016/12/12

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ここ数日、あまりバイクに乗る機会が取れないので、

どこに行った・何をした、というレポート記事よりも、

「自分のバイクに対する向き合い方」のような記事が増えています。

 

今回もそういった記事の一つです。

 

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バイクの血液とも言える、エンジンオイルについて。

自分の考えを述べてみたいと思います。

 

 

 

エンジンオイルの良し悪し

ホームセンターやバイク用品店に行くと、 それはそれはたくさんの種類のエンジンオイルが並んでいます。

  • どれがいいオイルなのか、  
  • なぜそれがいいオイルなのか、
  • 交換頻度はどのくらいにすればいいのか?

オイルに関してはいろんな疑問があります。

僕もずーっとそれらを疑問に思って、色々と思索をめぐらせてきました。

 

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4年くらいLTDに乗り、ある程度結論めいたものが出てきました。

 

 

 

自分が導いた答え   

街乗りレベルでの普段使いであれば、

ある程度の水準以上のオイルなら、

ぶっちゃけ何を使っても変わらない。良く分からん。   

 

コレが僕がZ400LTDに乗り続けて得た、 2012年10月時点での結論です。

2016年12月になってもほぼ同じです。

 

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・・・さすがにブン投げすぎなので、 まずは僕が評価した条件を整理しておきます。 

 

マシンについて

  • 車両はZ400LTD。
  • 30年落ちの空冷二気筒400ccの旧車。  
  • 基本設計は1970年代。  
  • 春夏秋冬通年乗り回す。  

 

走行モードについて

  • 1日の平均走行距離は100km未満。  
  • 遠出の高速道路の走行は2~3ヶ月に1回(片道100km程度)。  
  • 9000rpmからレッドゾーンのエンジンで、回しても5~6000rpm程度。  
  • 給排気はいじっていない。  
  • 総走行距離20000km~36000kmくらいでくたびれ気味。 

 

以上のような感じでしょうか。

 

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交換頻度は、遅くとも2000km~3000kmに1回程度。

オイルフィルターの交換は2回に1回です。

上記サイクルで交換を繰り返していたら、だいぶオイルが汚れにくくなりました。

 

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そういった条件の下で、 自分が色々なオイルを使ってみて僕が到達した結論。

 

それが「どれも変わらない、よくわからん」になります。

 

僕が鈍感なのかもしれませんが、オイル違いで劇的な差はほとんど感じませんでした

思うのですが、交換した直後は、

「お、いいかも!?」

「フィーリングが変わった気がするなぁ!?」

なんて感じる事があっても、1週間も経過したらよくわからなくなるんです。

 

一般的にいい!と言われているオイルには特に感動しなかったり、 さほど期待していなかったオイルを使ってみたら素晴らしい乗り味だったり。

ほんとによくわかりません。

 

 

 

オイルの種類について

世の中たくさんのオイルがありますが、 Z400LTDをはじめとする、70年代に設計されて空冷の低~中回転域で走行するバイクで、強烈なエンジンチューンを施されていなければ、純正相当のオイルで十分だと考えています。

鉱物油、半化学合成油で問題なく走れます。

 

理由:

  1. 経験則。今まで大きなトラブルが無かった。  
  2. 純正指定だから。  
  3. LTDが設計された70年代当時では、そんな高性能なオイルが無かったはずだから。

 

①についてですが、全化学合成油はLTDには一度も入れていません。 添加剤は興味から色々入れましたけどね。

例えばスーパーゾイルとか、ワコーズのコレ当Blogの記事)とか。

3000km程度の走行だったら、鉱物油でも気持よく走ってくれます。

 

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②の純正指定~の件。 僕が持っているZ400LTDの取扱説明書には、

 

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  • カワサキ純正4サイクルオイル
  • または、SE級SAE10w-40オイル

と記載されています。

 

American Petroleum Institute.png

SEというのは、アメリカ石油協会(API)が定めた規格で、 API規格と呼ばれています。

結構細かい規格です。 コスモ石油のHPに日本語での詳細が記載されていました。

 

ここによるとSE級は、    

  • 1972~79年型のガソリン車に満足して使用できる品質を持ち、  
  • SDより高い品質レベルを備えている。

との記載がありました。 まさにLTDが製造された時代背景とドンピシャです。(自分のは1977~8年くらいに基本設計された、1979年式)

 

とりあえず、このグレード以上のオイルを使用していれば間違いない。 メーカー保証は受けられます。

 

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上記の②のオイルグレードの話からもつながるんですが、

③のように現在の上等なオイルは、1970年台には無かったはずなんですよね。

今と比べたらノウハウが乏しかったり、 油の精製技術が低かったりで。 それでも、当時の日本メーカーの保証が受けられるレベルなわけなので、 当時の規格で作られたオイルが悪いオイルであるはずがありません。

 

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よっぽどエンジンチューニングをしていたり、 高回転領域を多用して走り続けるような乗り方をしない限りは、純正指定や、+α程度のオイルで十分だと思います。

 

実際自分が使ってきたオイルは全部SE級以上のオイルでして、 高くてもリッター2500円程度。

色々試しましたが、 「明らかにコレは違うぞ!」というオイルは、正直なかったです。

(車でワコーズの4CTいれた時は明らかに凄かったですが)

 

 

 

 

  ワコーズやシルコリン・オベロンなど、 リッター4000円とかそれ以上するオイルもたくさんあります。

そういうのを使ったら、全く違う世界が見えてくるのかもしれません。

 

 

でも1回のオイル交換で12000円は痛いよ。。

空冷小排気量のマシンで、トルクが無い分回して走るマシンはオイル管理が命。 高いオイルを大事に長く使うよりも、一定上の室のオイルを、高頻度で交換したほうが エンジンにとってはよいのでは無いか? と考えています。   

・・・ここは色々意見がわかれる部分だと思うので、ご意見有る方はぜひコメント下さい。

 

 

特記事項:オイルの粘度

ただオイルの粘度は気をつけておいたほうがいいです。

LTDの場合は、経験上通年10w-40を入れるのがベストだと思います。

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一度冬に近い温度環境のときに、 無謀にも20w-50のオイルを投入してしまい、 オイルが硬すぎて全然エンジンが掛からなくなってしまったことがあります。

またあるとき、夏場にASHの15w-50を入れてみたんですが、 これまた硬すぎて始動性が非常に悪化しました。 クランクがオイルをかき混ぜるときの攪拌抵抗が上がってしまうため、 気持ち燃費も悪くなった気が。。

 

 

粘土はブレンドして作るのもあり

どうしてもオイル粘度を上げたければ、ブレンドという手も。

2.8Lのオイル容量に対して、2Lは10w-40を入れて、 残り800ccは同じ銘柄の15w-50を入れる、等の実験をしてみるといいかもしれません。

ブレンドは自分はやった事無いです。 実績なし(汗 まぁコレをやったところで、即ぶっ壊れることはないでしょう。 これからは寒くなる一方なので、やるとした来年の夏でしょうか? 何事も経験です。

 

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で、次から銘柄・オイルの都市伝説について書きたいと思ったのですが、 長くなりすぎたので次回にします。

それでは。

 

追記:次回の記事はこちら

 

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